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論文

Application of thin film dosimeters for 3-45MeV/amu ion beams

小嶋 拓治; 須永 博美; 瀧澤 春喜; 橘 宏行

JAERI-Conf 2000-001, p.310 - 313, 2000/03

3-45MeV/amuイオンビームの0.005~200kGyの線量測定を目的として、低LET放射線($$^{60}$$Co-$$gamma$$線またはMeV電子線)について応答特性を既に明らかにした、アラニン、三酢酸セルロース(CTA)等厚さ10-200$$mu$$mのフィルム線量計の応用を行った。まず、ファラデーカップ(FC)を用いたフルエンス測定値の精度を、フルエンスの均一な照射場における熱量計との同時計測により評価した。この結果、数nA/cm$$^{2}$$レベルで両者の比は1.02$$pm$$2%でいずれのむイオンビームについてもよく一致した。次に、FC計測に基づき応答の直線性ある線量域でフィルム線量計を照射し、その応答を低LET放射線の場合と比較した。いずれの線量計も高LETになるに従い応答が徐々に低下する傾向をそれぞれ$$pm$$4%以内の精度で同様に示した。これから、低LET放射線で構成したこれらのフィルム線量計が、適当な補正を加えることによりイオンビームにも応用可能であることを明らかにした。

論文

Improvement of mechanical properties of hydrogel by irradiation of polymers in aqueous solution with $$kappa$$-carrageenan

幕内 恵三; 吉井 文男; Aranilla, C. T.*; Zhai, M.*

JAERI-Conf 2000-001, p.192 - 195, 2000/03

ポリエチレンオキサイド(PEO)やポリビニルピロリドン(PVP)水溶液の放射線照射でつくられるハイドロゲルは、不純物を含まず生体親和性にすぐれているが、脆弱であるという問題がある。海藻多糖類である$$kappa$$-carrageenan($$kappa$$-CA)は、胞子野戦分解型のポリマーであるが、PEOやPVP水溶液に$$kappa$$-CAを添加して照射すると、ポリマーの放射線橋かけを促進することを見いだした。$$kappa$$-CAの主鎖切断ラジカルがPEOやPVPの側鎖切断ラジカルと結合すると推定される。$$kappa$$-CAの添加でハイドロゲルのゲル強度が高まった。これらのゲル強度は$$kappa$$-CAの添加量と線量に依存した。15wt.%のPVPハイドロゲルでは20kGyでゲル強度は10Nであったが、$$kappa$$-CAを5wt.%添加したものでは140Nになった。$$kappa$$-CA添加ハイドロゲルは、-OSO$$_{3}^{-}$$基があるため多量の水を吸収できるという特長がある。

論文

Electron bram decomposition of vaporized chloroethenes in air

箱田 照幸; Zhang, G.; 橋本 昭司

JAERI-Conf 2000-001, p.211 - 214, 2000/03

電子ビームを用いた排ガス処理技術の確立の可能性を検討するために、テトラクロロエチレン(PCE)やトリクロロエチレン(TCE)などに代表されるクロロエテン類の電子ビームによる分解を試みた。その結果、初期濃度300ppmVでの分解のG値は、PCE$$>$$TCE$$>$$トランス-ジクロロエチレン$$>$$シス-ジクロロエチレン$$>$$モノクロロエチレンの順に小さくなることがわかった。またPCE及びTECでは、トリ及びジクロロ塩化アセチル、ホスゲン、二酸化炭素及び一酸化炭素がそれぞれ生成していることがわかった。さらに分解のG値に与える初期濃度の影響について調べた結果、TCEでは分解のG値は初期濃度の増加に伴って直線的に増加するのに対し、PCEでは単調増加するものの初期濃度が大きくなるにつれG値の増加率が小さくなることがわかった。これらの結果から、PCE及びTCEの分解機構について考察を行った。

論文

Positronium formation between positron and trapped electron studied by positron annihilation lifetime and ESR

平出 哲也

JAERI-Conf 2000-001, p.306 - 309, 2000/03

10年以上の間、低温で高分子中で観られたポジトロニウム形成のゆっくりとした増加は、高分子の物理的な緩和であると解釈されてきた。これに対しわれわれは陽電子と捕捉電子の反応によるポジトロニウム形成という新しいモデルを提唱し、予言される可視光による効果も実験で得ることに成功し、その正当性を証明した。さらに捕捉電子密度をESRで求め、その密度とポジトロニウムの形成の増加が比例していることなど明らかにした。また、密度高く形成されるアルキルラジカルなどが陽電子挙動に影響しないこともわかった。以上のことを総括し、今後の課題などについて議論する。

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